あなたのルーツを教えて下さい / 安田菜津紀
あなたのルーツを教えて下さい / 安田菜津紀
販売価格: 1,980円(税込)
左右社より、『あなたのルーツを教えて下さい』が入荷しました。
フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんが一人ひとりのアイデンティティと向き合い、それぞれのルーツについてたどった朝日新聞社の言論サイト「論座」にて連載中のエピソードを書籍化。
今もなお取材を続ける中で、今回、あらたに書き下ろしを2本収録しています。
2021年3月、名古屋入管内で亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん。
なぜ彼女は命を奪われなければならなかったのか。彼女が生きてきた証をたどるために故郷スリランカでの取材を敢行。
さらに、ヘイトに抗い、「ともに」を掲げ続けてきた川崎・桜本にある「ふれあい館」の取材から、差別について問う。
異なる「ルーツ」を持つ人たちが、どう同じ場を分かち合っていくのか。その模索のはじまりは、人との手触りのある対話です。コロナ禍で、人が集ったり、たわいもない会話を楽しんだりするひと時はぐっと減ってはいるものの、それに近い感覚を、どうメディアを通して築いていくことができるのか、ずっと考え、一冊の本を編むことを思い立ちました。
(「なぜ、父は自身の「ルーツ」を隠してきたのか?」より)
フォトジャーナリスト・安田菜津紀さんが一人ひとりのアイデンティティと向き合い、それぞれのルーツについてたどった朝日新聞社の言論サイト「論座」にて連載中のエピソードを書籍化。
今もなお取材を続ける中で、今回、あらたに書き下ろしを2本収録しています。
2021年3月、名古屋入管内で亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん。
なぜ彼女は命を奪われなければならなかったのか。彼女が生きてきた証をたどるために故郷スリランカでの取材を敢行。
さらに、ヘイトに抗い、「ともに」を掲げ続けてきた川崎・桜本にある「ふれあい館」の取材から、差別について問う。
異なる「ルーツ」を持つ人たちが、どう同じ場を分かち合っていくのか。その模索のはじまりは、人との手触りのある対話です。コロナ禍で、人が集ったり、たわいもない会話を楽しんだりするひと時はぐっと減ってはいるものの、それに近い感覚を、どうメディアを通して築いていくことができるのか、ずっと考え、一冊の本を編むことを思い立ちました。
(「なぜ、父は自身の「ルーツ」を隠してきたのか?」より)