筆録 日常対話 私と同性を愛する母と / ホアン・フイチェン (著), 小島あつ子 (訳)
筆録 日常対話 私と同性を愛する母と / ホアン・フイチェン (著), 小島あつ子 (訳)
販売価格: 2,750円(税込)
サウザンブックス社より、「筆録 日常対話 私と同性を愛する母と」が入荷しました。
LGBTやクィアを主題とする優れた映画に送られる独立賞のひとつ、「テディ賞」の最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞し話題になった映画「日常対話」。
映画「日常対話」は、小学校すら卒業できない程の不遇の子供時代を余儀なくされた監督である娘が、成長の過程で同性愛者である母親との間に生じた深い心の溝を埋めるために、母親と向き合い、関係修復を試みるドキュメンタリー作品です。
本書は映画「日常対話」の製作中に、監督が自分の考えを整理するために綴った文章をもとに、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、もうひとつのセルフ・ドキュメンタリーです。
本書では、映画ではほとんど描かれていない父親を含む、著者と母を取り巻く人物ごとにスポットを当てて、著者の記憶と体験が、活き活きとした文章で赤裸々に綴られています。
レズビアンの子供として、私は成長の過程で実際にとてもつらい目に遭ってきた。
でも、つらい思いをしたのは、母が同性愛者だからではなく、母が同性愛者であることに対する世間の偏見が原因だ。
そして私たちに偏見の目を向けるのは、公聴会の壇上に立ち、興奮しながら眉を顰めて子供の健全な成長は絶対守られるべきだ、と主張するような人々だ。
(著者あとがきより)
LGBTやクィアを主題とする優れた映画に送られる独立賞のひとつ、「テディ賞」の最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞し話題になった映画「日常対話」。
映画「日常対話」は、小学校すら卒業できない程の不遇の子供時代を余儀なくされた監督である娘が、成長の過程で同性愛者である母親との間に生じた深い心の溝を埋めるために、母親と向き合い、関係修復を試みるドキュメンタリー作品です。
本書は映画「日常対話」の製作中に、監督が自分の考えを整理するために綴った文章をもとに、母親を中心とする家族の物語を文字で編んだ、もうひとつのセルフ・ドキュメンタリーです。
本書では、映画ではほとんど描かれていない父親を含む、著者と母を取り巻く人物ごとにスポットを当てて、著者の記憶と体験が、活き活きとした文章で赤裸々に綴られています。
レズビアンの子供として、私は成長の過程で実際にとてもつらい目に遭ってきた。
でも、つらい思いをしたのは、母が同性愛者だからではなく、母が同性愛者であることに対する世間の偏見が原因だ。
そして私たちに偏見の目を向けるのは、公聴会の壇上に立ち、興奮しながら眉を顰めて子供の健全な成長は絶対守られるべきだ、と主張するような人々だ。
(著者あとがきより)