エトセトラ VOL.5

エトセトラ VOL.5

販売価格: 1,430円(税込)

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エトセトラブックスが刊行するフェミマガジン「エトセトラ」の第5号が入荷しました。

今号の特集は「私たちは韓国ドラマで強くなれる」。


フェミニストが韓国ドラマを語り、フェミニズムで韓国ドラマを知る

韓国ドラマは一体なぜこんなにも私たちを熱くするのか?


数々の名ドラマが生まれてきた背景を探り、文化をアップデートしてきた女性たちのことばを聴く。



〈目次〉
特集:私たちは韓国ドラマで強くなれる

はじめに 小山内園子

【韓国ドラマの今】
オ・スギョン「#MeToo運動後に韓国ドラマで描かれた女性の物語」(承賢珠訳)
ファン・ギュンミン「進化するヒロインたち:韓国ドラマにおける女性像の変遷」

【読者アンケート】
あなたがフェミニズムを感じるドラマ

【韓国ドラマを知る】
韓国ドラマと韓国社会・女性史年表(作成:山下英愛)
金香清「韓国ドラマの歴史を知るために――『砂時計』を振り返る」
成川彩「視聴者の声に敏感な韓国のドラマ作り」
木下美絵「飾らない、飾る必要もない、女性たちの結婚・出産ストーリー」
韓国の女性たちが選ぶ〈両性平等メディア賞〉とは
韓国ドラマの「企画意図」を読む

【インタビュー】
チョン・セラン「『保健教師アン・ウニョン』について一問一答」
山下英愛「韓国フェミニズム研究者が語る、ドラマと女性たちの結びつき」
イ・ラン「固定観念をひっくり返してみたくて私はドラマをつくってきた」

【私が好きなドラマと台詞】
松田青子✕『ハイエナ』
小林エリカ✕『愛の不時着』
今井亜子✕『椿の花咲く頃』
アンティル✕『宮廷女官チャングムの誓い』
温又柔✕『愛の不時着』
金承福✕『美しき人生』

【コラム】
河野真理江「『メロ』と『悪女』――韓国宮廷時代劇についての覚書」
西森路代「韓国ドラマのビジュアルは、なぜ日本でラブコメ風になってしまうのか」

【対談】
田房永子✕柚木麻子「私たちは日本のドラマでも強くなれる?」

【編集部座談会】
変化し続ける韓国ドラマにこれからもついていきます!

おわりに すんみ

【連載】
編集長フェミ日記  2020年11月〜2021年4月/小山内園子・すんみ
(新連載!) ふぇみで大丈夫 ナガノハル/vol.1:女は経済的自立で自由になるか?
ここは女を入れない国 伊藤春奈(花束書房)/第3回:甲子園と女人禁制
Who is she?  大橋由香子/第3回:乳を売る彼女
LAST TIME WE MET彼女たちが見ていた風景 宇壽山貴久子
私のフェミアイテム 森本優芽
NOW THIS ACTIVIST  津賀めぐみ
etcbookshop通信

【寄稿】
いちむらみさこ「感動ビジネスと家父長制組織のオリンピック・パラリンピック」
岩川ありさ「呼びかけと応答――フェミニズム文学批評という革命」