新百姓 2号

新百姓 2号

販売価格: 3,150円(税込)

数量:
システムに封じられた人間の創造性の解放を促す雑誌『新百姓』の第2号が入荷しました!
雑誌『新百姓』は「増刷しない出版」を掲げている、ている舎株式会社さんの価値観に共感し、発酵部数限定制作を採用。
裏表紙にシリアルナンバーを刻印し、30年後も大切にされる本づくりを目指されているそう。
効率や規模の拡大を最優先に追求する経済のあり方、人間一人ひとりがそれに従順であるように求められる巨大な社会システム。
そういったものに疑問を持ち、新しい生き方を探究している人たちの問いと実践の物語を編み込んでお届けする雑誌です。



今号のテーマは「米をくう」。

便利で安定した現在の米供給システムは、ありがたいもの。
しかし、効率のみを重視するあまり、稲作から炊飯まで、「米をくう」営みの中に溢れていた
つくる喜びや楽しみも、失われてきたのではないでしょうか?

安定した米供給システムを土台にするからこそ、安心して、思いっきり「米をくう」で遊ぶ。
そんな新しい社会は、どうやったら実現できるのか?

そんな想いのもと、本号では、『まぁまぁマガジン』編集長で文筆家の服部みれいさん、『米の日本史』などで知られる稲作文化研究の第一人者・佐藤洋一郎さん、『小さな田んぼでイネづくり』などの著者で、石垣島で稲作に取り組む笹村出さんをはじめ、常識に囚われずに、文明、テクノロジー、文化、技と知恵の各視点から、「米をくう」を探究してきた先輩方との対話を通じて、新しいものの見方、最先端の問い創造の余白に触れて参りました。

読めば、お米を釜で焚いてみたくなる。
読めば、自分で田んぼをやってみたくなる。
読めば、炊きたてのご飯がいつもの何倍も愛おしくなる。
そんな一冊になっていると思います。