ねんきんのほん

ねんきんのほん

販売価格: 2,200円(税込)

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南方熊楠が愛した、粘菌の世界へ案内する3冊+αセット「ねんきんのほん」が入荷しました。

「年金」ではなく「粘菌」。
その美しい姿から「森の宝石」とも言われますが、その実態は未だに謎が多い粘菌。
どうやらアメーバの一種で、死の概念も通用しない...。

この本はそんな粘菌に魅せられた小学生、片岡連くんが三年生のときに初めてはまったときの「研究ノート」をそのまま復刻したものを核にした粘菌入門セット。

「研究ノート」はネット検索などを使わず目の前の体験でこの生物がなんなのかをいちからさぐっていこうとした連くんの情熱と探究心が凝縮された本当に楽しく純粋な本で、小学生ながらすでに学会にも出席し、関西のテレビ、新聞にも数々登場している彼の原点。


粘菌研究の第一人者・川上新一先生と粘菌初心者代表として歌手の二階堂和美さんの対談や、粘菌の採集、飼育ガイドなどを集録した入門書「ねんきんのほん」と、片岡連くんの父、片岡祥三(音楽家、文筆家、詩人)の原作、つるんづマリーの絵による描き下ろし粘菌SF漫画「粘菌ロンと楠公少年」、さらに粘菌ポスター(A3)を付けた、手提げケース入り「粘菌入門セット」です。

「いちから体感する」という姿勢から、ネット検索が当たり前になってしまった世界で、「知っていく」とはどういうことなのか、物事を「探究」していくとはどういうことなのか、その原点の楽しさを提示するようなセットです。