ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ (シリーズ「あいだで考える」) / いちむらみさこ

ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ (シリーズ「あいだで考える」) / いちむらみさこ

販売価格: 1,540円(税込)

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創元社が刊行する、10代以上すべての人のための人文書シリーズ「あいだで考える」より、『ホームレスでいること 見えるものと見えないもののあいだ』が入荷しました。

著者は公園のテントに20年以上暮らし、ほかのホームレスたちと共に生きる場をつくりながら、ジェントリフィケーションやフェミニズム、貧困などをめぐる活動をしてきた。本書では、公園や路上での生活や、ほかのホームレス女性たちとの営み、街の再開発とそれに伴うホームレスの追い出し、ホームレスへの襲撃などを伝え、現代社会の風景の中の「見えているのに見えないことにされているもの」「隠されているもの」「消されたもの」について、読者に語りかける。(装画:いちむらみさこ)


【目次】

はじめに

1章 公園のテント村に住みはじめる
 どの地図にも載っていない村
 物々交換カフェ「エノアール」と「絵を描く会」
 女性のためのティーパーティー

2章 ホームレスでいること
 公園や路上での暮らし
 ホームレス女性の集まり「ノラ」
 街の再開発とホームレスの追い出し
 石を投げてきた中学生と話したこと
 〈コラム〉「公共の場所」とは

3章 わたしたちのゆれる身体
 なぜ、公園や路上にとどまるのか
 土地の所有、物の所有
 ゆれる身体
 〈コラム〉ホームレスと自由

4章 切り抜けるための想像力
 「R246星とロケット」と「246キッチン」
 壁をよじのぼる野宿者たち
 見えるものと見えないもののあいだで

手紙 ――少し離れたそこにいるあなたへ

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