「やすい」や「おいしい」ではない、一歩踏み込んだアジア。
ウェブメディア「Offshore」が紙の雑誌としてリニューアルした、アジアを読む文芸誌『オフショア』の第四号が入荷しました。
フジロックのピラミッドガーデンやチェルフィッチュ作品で音響デザインを担当されている中原楽さんへのインタビュー、沖縄と東京の２拠点で活動する写真家の仲宗根香織さんやZINE『ケイン樹里安にふれる』の編者であるバーヌさんのエッセイ、中国延辺朝鮮族自治州出身の朝鮮族ラッパーWootaccへのインタビューなど、机上にとどまらない、実践者が紡ぐアジア。
8本のエッセイや論考が詰まったアンソロジーです。
掲載内容
■中原楽インタビュー「音響エンジニアが見るアジア、次代につなぐ現場環境」
■村田真由「愛国のヒーロー、占いにハマる。―詩から読む文天祥と占い師の交
■仲宗根香織「サウナと写真の中の『テルマ＆ルイーズ』たち」
■和田敬「台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係―もぐり
■バーヌ「スリランカを巡る記憶の旅」
■WOOTACCインタビュー「満足できる作品をつくったら、やめます」
■武部洋子「帰化、離婚、大統領選挙―インドネシア人として生きる」
■山本佳奈子「ミュージシャンと住民票―第四号まで発行してみてどうなのか」
