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書肆侃侃房より、『左川ちか全集』が入荷しました。

1911年に北海道で生まれた左川ちかは10代で翻訳家デビューし、J・ジョイス、V・ウルフなど、詩・小説・評論の翻訳を残しました。

モダニズム詩壇の最前衛に立ち、将来を渇望されながら24歳で亡くなり、国内では幻の詩人として神格化されてきました。

萩原朔太郎や西脇順三郎らも激賞された現代詩の先駆者・左川ちかの初の全集です。

すべての詩・散文・書簡、翻訳を収録し、編者による充実の年譜・解題・解説付きも収録されています。