レベティコ-雑草の歌 / ダヴィッド・プリュドム (著, イラスト), 原 正人 (翻訳)
レベティコ-雑草の歌 / ダヴィッド・プリュドム (著, イラスト), 原 正人 (翻訳)

商品詳細

レベティコ-雑草の歌 / ダヴィッド・プリュドム (著, イラスト), 原 正人 (翻訳)

販売価格: 3,300円(税込)

商品詳細

サウザンブックス社より、ギリシャのブルースとも呼ばれるレベティコの世界を味わい深い絵と独特の詩情で描いた傑作バンド・デシネ「レベティコ-雑草の歌」が入荷しました。


(以下サウザンブックス社HPより)

第二次世界大戦前夜の1936年、軍人上がりのイオアニス・メタクサスが首相に就任し、ギリシャはファシズムへの道をまっしぐらに進んでいた。

当時ギリシャのアテネでは、レベティコという音楽が流行していた。

レベティコのミュージシャンたちが歌ったのは、自らが属す下層階級の人々の生きづらい日常。それが下層階級の人々から熱烈に受け入れられた。

一方、当局にとっては、定職につかず、ハシシを常習し、喧嘩に明け暮れ、犯罪まがいのことに手を染めることもいとわず、昼はぶらぶら過ごし、夜な夜なバーで演奏してひと騒動起こすレベティコのミュージシャンたちは、風紀を乱す社会のお荷物以外の何ものでもなかった。
 
主人公のスタヴロスもそんなミュージシャンのひとり。

彼は仲間たちとグループを組み、自由気ままな生活を送っていた。

グループのリーダー、マルコスが半年ぶりに刑務所から出所したその日、スタヴロスと仲間たちは再会を祝い、久しぶりのセッションを楽しみ、乱痴気騒ぎを繰り広げる――。

戦争が間近に迫り、自由がまさに失われようとする窮屈な時代に、あくまで我を通し続けた愛すべき人物たちの長い一日の物語。




本書は『Rébétiko (la mauvaise herbe)』『Rébétiko (la mauvaise herbe)』というタイトルで、2009年、フランスのFuturopolis(フュチュロポリス)社から出版されたフランス語圏のマンガ=バンド・デシネである。

海外で単行本として出版されているマンガはしばしばグラフィックノベルとも呼ばれ、国際的に出版されるが、本書も例外ではなく、グラフィックノベルとして英語、スペイン語、イタリア語など、複数の言語に翻訳されている。

ホーム | ショッピングカート 特定商取引法表示 | ご利用案内
Powered by おちゃのこネット