魔女入門 暮らしを楽しくする七十二候の手仕事

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魔女入門 暮らしを楽しくする七十二候の手仕事

販売価格: 1,404円(税込)

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忙しい毎日に、少しだけ新しいことを。本書では、消費するだけの生活でも、自給自足の田舎暮らしでもなく、「無理のない自発的な暮らし」のアイデアを提案しています。
「季節のもので料理する」「あるものを大切に使う」「日常の単純なものを作る」。
季節の七十二候をスパイスに、日常に小さな喜びを増やしていく〈魔女〉の技術を紹介します。

いつからか、自然な暮らしがしたいと願っていました。田舎暮らしというのではなく、ただ、無理のない自発的な暮らし。会社勤めをしていても、どこに住んでいても、季節の声をうけとって手足を動かしていると、個人の目先の好みを超えて、魂ともいえる本心が喜ぶ人生に近づいていける、そんな予感がありました。
そして、だんだんと予感がたしかになっています。季節の声は、魂の声でもあるのでしょう。それが聞こえるようになってきたのです。 忙しい毎日のなかで自発的な暮らしをするには、「少しずつ」「生活に役立つこと」からはじめるのが無理がありません。本書ではそうした取り組みやすさを踏まえつつ、実践して楽しい暮らしのアイデアを提案しています。春夏秋冬、どんな季節にも、取り入れられる工夫はあるものです。パラパラと見ていくうちに、なーんだ気楽にできるんだ、とにっこり肩の力が抜けるでしょう。
また、季節を味わうスパイスとして、旧暦で使われてきた「七十二候」の読み解きも紹介することにしました。暦の基本的な仕組みは巻末で説明していますが、なかでも「七十二候サークル」を併用して四季の移り変わりを見渡すと、それぞれの言葉は単独であるわけではなく、対になったり連なったりしていることが浮かんできます。手仕事に取り組む日常で、古代からの世界観に触れる大人の遊び=旅をしていただければ、と思います。
最後に、「魔女入門」というタイトルは、もともとはマーマーマガジンの服部みれいさんが連載記事につけてくださったものです。天然自然の背後の力を感じとり、魂の喜びとして生きていくための錬金術、魔法的感受性を探る、という内容を目指したからです。いま、私はあらためて、みなさまといっしょに魔女入門の門を、くぐりたいと思っています。

ご縁をいただいた古今未来の人々、森羅万象に、祝福を——。
石田紀佳
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