月刊 地平 8月号 極右台頭
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月刊 地平 8月号 極右台頭

販売価格: 990円(税込)

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地平社が刊行する総合月刊誌『地平』の8月号が入荷しました。

特集は「戦争準備への対抗」と「奪われるフェミニズム」。
そして緊急特集は「極右台頭」です。


緊急特集 極右台頭

怒れる右派の台頭は、一時的なものではなく、EUとアメリカだけで起きている地域的な現象でもない。
この動きには、人間らしく生きる尊厳と政治的決定権とをグローバル経済の勝者たる「エリート」たちに奪われ、その「敗北」すら自己責任として軽侮されることへの怒りの表明が含まれているからだ。
だが、極右の指向する排外主義や国家主義の強化は、解決策にはなりえず、さらなる危機と、そしてカオスをもたらすだけであろう。
対米従属のもとで排外主義とネオリベラリズムが混淆する政治――安倍政権をその象徴とする――が続いてきた日本においても、岸田自民党の支持率低下とともに、新たな局面を迎える可能性がある。
いま、その動向に目をこらし、より積極的な対抗軸を準備していくため、緊急に特集する。



特集1 戦争準備への対抗

奇妙な静けさ、というべきか。

2024年の通常国会は、戦争準備国会であった。
私たちが憲法によって政府に課した「再び戦争をするな。戦争への備えもするな」という制約を、政府と与党は全面的に無視、違背し、米軍との一体化と国内統制、軍需産業の育成を進める法案を次々に成立させた。
そして、野党の多くがそれに賛成し、マスメディアは沈黙した。

この奇妙な静けさの中で進む「新たな戦前」への動きを、どうくいとめるのか。
問題を可視化して共有し、議論を始めるために、特集する。




特集2 奪われるフェミニズム

フェミニズムという言葉の意味が、その力と歴史が、奪われている。
家父長制のもとにある社会を変え、女性をはじめとした、あらゆる人たちの思考を、人生を解放するための装置。差別や不公正にあえぐ人たちをつなぐための、フェミニズムという回路。
それがいま、奪われている。
女性活躍という言葉の影で、安全の名のもとにたたかう力を分断された女性たち、消えないままのジェンダーギャップ、激化するバックラッシュ。
フェミニズムの歩む道筋を探る。
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